LDLコレステロールは本当に悪玉か?
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2008年04月07日(月)のNRT通信より
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少な過ぎると死亡率上昇 LDL
記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社 【2008年3月29日】
LDLコレステロール:本当に悪玉か?
少な過ぎると死亡率上昇??メタボ基準の一つ
脳卒中や心筋梗塞(こうそく)の発症の危険性を高める「悪玉」とされるLDLコレステロールは、低いほど死亡率が高まることが、大櫛陽一・東海大教授(医療統計学)らの疫学調査で分かった。
LDL値の高さは、4月から始まる特定健診・保健指導(メタボ健診)でも、メタボか否かを判断する基準の一つで、悪玉という位置づけの是非が議論になりそうだ。【大場あい】
大櫛教授らは、神奈川県伊勢原市で87潤オ06年に2回以上住民健診を受けた約2万6000人を平均8・1年追跡。
LDL値ごとに7群に分け、死亡率や死因との関係を調べた。
全死因合計の「総死亡率」でみると、男女とも、最もLDL値が低い群(血液1デシリットル中79ミリグラム以下)が一番死亡率が高い。男性では年間死亡率が人口10万人あたり約3400人と、死亡率が最も低い群(140潤オ159ミリグラム)の約1・6倍。女性も人口10万人あたり約1900人で、死亡率が最も低い群(120潤オ139ミリグラム)の約1・3倍だった。
脳卒中や心筋梗塞など心血管疾患による死亡率に限ると、男性では180ミリグラム以上になると死亡率が上昇したが、女性はほとんど関係ない。男女ともLDL値が低いと、がんや呼吸器疾患による死亡が増え、全体の死亡率が高くなった。
大櫛教授はLDL値の適正範囲を「男性100潤オ180ミリグラム、女性120ミリグラム以上」と提案。メタボ健診の基準では、LDL値が120ミリグラム以上の人は下げることを勧めているが、大櫛教授は「適切な範囲にあるLDL値を下げ過ぎる危険がある。
コレステロールは人体に必須の物質で、少ないと免疫機能が低下するため、死亡率が上がるのではないか」と話している。
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コレステロールは副腎皮質ホルモン・性ホルモン・胆汁酸などの生合成の材料で、私たちの生命の維持に欠かせないものです。
LDL は、そのコレステロールを体じゅうの細胞へ運ぶという重要な役割があり、LDLそのものは、
決して 悪玉 ではありません。
ところが、LDLが過剰になると細胞や血液中に必要以上にコレステロールがたまって、動脈硬化を誘発する原因になるため、LDLは 悪玉 とよばれているのです。
また、中性脂肪 が増えると、それに反比例するように善玉(HDL)コレステロール が減りますが、そうすると細胞にたまったコレステロールを回収できなくなるので、動脈硬化が進行する事が知られています。
私のこれまでの研究では、中性脂肪 が増える原因として、骨格の歪みや癒着が深く関わることにより、自律神経の通りが悪くなり、脂肪を分解するリパーゼの分泌が不安定であることが知られています。
具体的には腰から背中から首にかけて全体に硬直しているのです。
そのため、自律神経の通りが悪く、内臓の機能が低下し、疲れやすく体液が酸化に傾倒し、呼吸や睡眠が浅く、唾液や消化液の分泌が悪く脂肪の分解酵素が不足し、コレステロールが残るのです。
従って、早期発見・早期化学療法で強引に下げることだけでは原因は改善されず、ホルモン障害を誘発することになるため注意が必要です。
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文責:自然医学総合研究所 大沼 善誉
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