がんの病理診断
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2007年12月18日(火)のNRT通信より
がんの病理診断 病理医はどう診断するの。 医療ナビ
記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社 【2007年12月18日】
医療ナビ:がんの病理診断 良性か悪性か。病理医はどう診断するの。
◆良性か悪性か。病理医はどう診断するの。
◇経験から異常見極め--細胞の色、並び方、大きさなど観察
写真<1>と<2>を見てほしい。いずれも乳房にできた組織の一部を切り取って作った標本だが、どちらが悪性か分かるだろうか。答えはいずれも、左が悪性の乳管内がん、右が良性の乳管内乳頭腫だ。素人にはよく分からない細胞の配列。病理医はこれを見極めて診断を下す。
「良性の場合は細胞の組織構造に同じ傾向がある。それから外れているものが悪性。
色や並び方、大きさなど『顔付き』をみて診断する」と横浜市立大付属市民総合医療センター病理部の佐々木毅・准教授は話す。数値で測れるものではなく、さまざまなタイプのがんの知識を蓄積して診断していく。
■治療方針の前提に
診断には、大きく分けて「細胞診」と「組織診断」がある。細胞診は、子宮頸(けい)部や内膜からこすりとった細胞などを、細胞がばらばらの状態で見て、明らかに悪性でないものをはじく。組織診断は、内視鏡で臓器の一部を切り取ったり、太い針を刺したりして、細胞が集まった状態の組織を観察し、診断を確定して治療方針を決定する。
手術中に採取された組織を10分ほどで診断し、その結果をもとに執刀医が切除する範囲などを決める「術中迅速診断」や、摘出した組織を観察して追加治療が必要かなどの情報を提供するのも病理医の仕事だ。
乳がんや消化器がんなど多くのがんで、ホルモン療法と化学療法のどちらが適しているか、どのような薬剤を用いればよいかなども判断する。
■深刻な医師不足
しかし、病理医は不足している。日本病理学会によると、日本の全医師の中で病理が専門の医師の割合は0・8%(03年現在)にすぎず、3・2%(同)の米国より大幅に少ない。
同学会が把握する病理医数は2905人(今年9月現在)。全医師に占める割合は、50代は1・9%だが、30代では1%を割り込み、20代では0・4%と、今後を担う若手が少ない点も問題だ。がん拠点病院でも、1割の病院には常勤の病理医がおらず、1人だけの病院が4割に上る。
◇病院間の連携広がる??各臓器の専門医に依頼
昨年8月下旬。癌(がん)研究会癌研究所の坂元吾偉(ごい)・乳腺病理部長(当時)は、関西地方の総合病院に大急ぎで電話をかけた。「これはがんではない。すぐ取りやめて」。乳がんとされていた30代の妊娠中の女性への手術は、あと数時間で始まるところだった。
坂元医師を慌てさせたのは、この女性の組織診断用の標本だ。女性はその総合病院で、画像診断ではがん、細胞診と針による組織診断では良性とされた。
病理医が一部を切り取る組織診断をもとにがんと診断したが、外科医が疑問を感じて坂元医師に診断を求めていた。
女性は無駄な手術で乳房を失う寸前で救われた。
坂元医師は癌研で約40年間、乳がんの病理診断に携わった。病理診断では、意見が食い違ったり判断に悩むケースも多く、臓器別の専門の病理医に診断を求めることも多い。
坂元医師は「悪性か良性かは考えて分かるものではなく、長年の蓄積で体が反応する」と話す。
坂元医師は同研究所を退職後、坂元記念クリニック乳腺病理アカデミー(東京都新宿区、03・5225・3301)を設立し、全国の病院からの診断依頼を受け付けている。
「良性か悪性かで患者には天と地の差がある。正しい情報を伝え、病理診断についての理解も広めたい」と話す。
国立がんセンターは昨年10月から、「病理診断コンサルテーション・サービス」を始めた。
診断に悩む全国の医師に、各臓器ごとに詳しい病理医を紹介する。利用は無料。
セカンドオピニオンを希望する患者は、主治医を通じて頼むことができる。
推進室長の長谷部孝裕医師は「病理診断の悪性度の評価などが治療法選択のかぎとなり、再発や生命予後にも大きくかかわってくる。
しかし、病理医が1人の病院では、臓器ごとの最新の研究をフォローし、最先端のレベルを保つことは難しく、そこを補いたい。患者も自分の病理診断に関心を持ち、セカンドオピニオンなどを求めていけば、病理医の診断力も向上するはずだ」と話す。
各地の病院では、病理医が患者に直接説明する「病理外来」を開設するところも出始めている。【柴田真理子】
悪性がんの定義の矛盾!
欧米では良性の腫瘍でも全身病と認識されていますので、生活環境やストレスや食べ物のほかに歪みも対象に対応することが標準です。
ところが日本では、がんは未だに局所の病気として認識され手術、再発、抗がん剤やホルモン療法が標準です。
がんの専門医制度が導入されることで充実した医療が行われることは有効なことです。
しかし、悪性か良性かを調べる病理医の能力の個体差もさることながら、悪性でも良性腫瘍でも自己免疫力で消えたり、手術をせずにコントロールできるケースが有ることが知られています。
免疫学的にはマクロファージが活性化することで「TNF]という腫瘍壊死因子を産生し、腫瘍を除去することが知られていますし、この因子は健全な細胞は攻撃しないことが知られています。
重要なことは、患者側の体調が悪く、免疫細胞も不調なことを見落としている点です。
この点、画像分析は従来の数のみの検査に比べて血液の状態が把握しやすいのです。
しかし、医学的には本格的な研究がなされておらず、盲点となっています。
がんはがんにあらず、されどがんですから、細胞のみの対応ではなく、全身の代謝を高めるためにも、全身病として対応することを選択しなくてはなりません。
病理医の教育問題以前に、免疫学の実践教育を推進するべきだと思うのは私だけではないだろうと思います。
免疫細胞の応答反応は、疲れに比例して鈍くなります。
従って、疲れを除去することが重要なのです。
疲れをとれば患者の力で回復します。
患者の疲労を増すような治療では解決しないのです。
欧米では、手術しなくても抗がん剤を受けなくても10年生存率に大差がないことが報告されています。
先進国では、日本の医者だけが手術、抗がん剤療法以外に選択肢はないなどと言っているのが現状です。
これは日本では常識ですが、国際的には非常識で、正確にいえば間違った説明をしていていることになります。
アメリカでは、10年生存率で比較して、代替医療と呼ばれている鍼灸や整体やカイロプラクティックやアロマ療法などが主流となってがん患者ばかりか他の慢性病患者も減少しています。
一部の誠意ある医者を除き、大学病院や大病院の若い先生方は、教科書で学んだ治療法を人体実験して見たいのと、データーを集めて学会で発表することを目的にしているのです。
慶応病院の近藤誠先生は、がん専門医は真実を語れと著書に書いています。
浜六郎先生も薬のチャックは命のチェックという言葉で危険を訴えています。
新潟大学の安保徹先生も医療が病をつくるといっています。
しかし、ほとんどの病院では正直に説明がなされておりません。
ですから、先進国では日本だけが、医療費も増やし、医者も増やし、病人も増やしているのです。
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