外科部長の本音
一日一回の投票クリックをお願いいたします。
⇒【人気ブログランキングへ投票】←ここをクリック
⇒【FC2ブログランキングへ投票】←ここをクリック
他の医学ランキングの記事も読む⇒【医学ブログランキングへ移動】
2008年04月19日(土)のNRT通信より
外科部長の本音!
(左から、酒向猛・セントマーガレット病院外科医、大沼善誉・自然医学総合研究所 所長、森下敬一・お茶ノ水クリニック院長、梶原拓・前岐阜県知事、岡田恒良・おひさまクリニック院長)
セントマーガレット病院外科医、酒向猛元岐阜県立多治見病院外科部長の本音!
現代医療は、その力のかなりの部分を癌の研究と診療に注ぎ込んでいる。
しかし、相変わらず癌死亡者数は増加の一途をたどり、その治療成績である5年生存率は全体で約40%前後である。
もっとも、癌センターのような中核病院では癌の5年生存率約60%というような報告もある。
しかし、癌センターで治療を受けるような患者はある程度選ばれた一部のエリート患者であって一般病院より成績が良いのは当然と考えられる。
癌センター病院では、進行した末期癌患者の治療は受け入れないのが普通である。
一流の高級すし屋と同じで、まずいネタは初めから扱わないのである。
医師の間で「癌治療は腕よりネタだ」と言われる由縁である。
重症患者を扱えば治療成績が悪くなるのは当然で、この様な理由で地方病院は医療レベルが低いと評価されがちになるのである。
私が勤務しているような地方の中核病院では、癌の診断については三十年前と比較して格段に進歩した。
しかし、その治療成績は三十年前とそれほど変わりは無いという印象を受ける。
もちろん、抗癌剤は以前のように他にやる事が無いからとりあえず使ってみるという状態から、ある程度の症状改善と延命が期待できるというレベルまでには進歩した。
また放射線療法も普及し、以前なら手術療法の適応といわれた症例が、場合によっては放射線療法で治癒するようになったことは確かである。
緩和医療の分野でも一種類の注射剤しかなかったモルヒネ製剤の種類が増え、末期癌患者の疼痛をかなり改善した。
しかし、進行した癌患者の手術の五年生存率は三十年前とほとんど変わっていないし、私の経験した範囲では抗癌剤で完全治癒した患者はただ一人も存在していないのである。
文責:千葉セントマーガレット病院外科医 酒向 猛
一日一回の投票クリックをお願いいたします。
⇒【人気ブログランキングへ投票】←ここをクリック
⇒【FC2ブログランキングへ投票】←ここをクリック
他の医学ランキングの記事も読む⇒【医学ブログランキングへ移動】
《***■次回の予防医学セミナー予定■***》
◆毎月第一日曜日 東京 予防医学セミナー
(詳しくはこちらをクリック⇒東京予防医学セミナー)
※午後の実技では、西洋医学でも東洋医学でも盲点となっている「じん帯の骨化対策」など貴重な指導が受けられます。
◆毎月第三日曜日 名古屋予防医学セミナー
(詳しくはこちらをクリック⇒名古屋予防医学セミナー)
●テーマ1:腹水の原因と脾臓の役割(3)
講師:大沼 善誉 自然医学総合研究所所長 平成11年社会文化功労賞受賞
●テーマ2:がんを克服するために~千島学説からみた理想のがん治療~
ボランテイア講師:酒向 猛 千葉セントマーガレット病院外科医師 千島・森下学説研究家
●午後からは実技指導及び体験会と健康相談を承ります。
講師:大沼 善誉先生はじめ、自然医学総合研究所の講師の先生方
(名古屋セミナーでは、大沼所長の研究してきた自然治癒の原理を学ぶことができるほか、現役の医師をお招きし、無料で健康相談を受けて頂けます。また、参加者からの質問に本音でお答え頂けますので患者様のみならず、医療関係者の皆様も是非ご参加ください。)
お医者様でも患者様でも、あらゆる病気・難病にお困りの方は、下記連絡先までお気軽にご相談ください。【自然医学総合研究所】のホームページにて「NRT自然免疫活性療法」によって自然治癒した症例の一部を公開しております。
自然医学総合研究所 所長 大沼 善誉
所在地:名古屋市天白区焼山1丁目101 東山イーストC-202
TEL:052-801-7063
携 帯:090-5861-4489
メール:yoshinori@nrt.ne.jp
処方箋の副作用を正しく患者側へ伝える為の、「処方箋開示法案」へのご協力をお願いいたします。
⇒【処方箋開示法案樹立に向けてのお願い 】
*当ブログに関する管理人へのお問い合わせは、ブログトップにあるメールフォームからご連絡ください。